「福岡市にはどんなお祭りがあるの?」「いつ、どの神社で開催されるの?」ほとんどの情報は回覧板や電柱に貼られたポスターくらい?全てを把握するにはかなり大変だと思います。
しかし、福岡市では全国的にも知られる博多祇園山笠や筥崎宮放生会など、神社を中心とした伝統的なお祭りが年間を通じて開催されています。
本記事では、福岡市の神社お祭りを月別カレンダー形式で網羅し、各祭りの歴史や見どころ、アクセス情報まで詳しくご紹介します。博多三大祭りから小規模な神事まで、福岡の伝統文化を感じられるお祭りが一目で分かります。
- 福岡市の年間お祭りカレンダー
- 博多三大祭りの開催日程と見どころ
- 各神社のお祭り・神事の詳細
- アクセス方法と参拝マナー
- 家族で楽しむためのポイント
福岡市の年間お祭りカレンダー一覧
福岡市では、年間を通じて神社を中心とした伝統的なお祭りや神事が開催されています。博多三大祭りをはじめ、各神社で執り行われる季節の祭事まで、福岡の文化と歴史を感じられる行事が盛りだくさんです。
以下の一覧表で、月別に開催されるお祭りをご確認いただけます。
| 月 | お祭り名 | 神社・会場 | 開催日 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 玉せせり(玉取祭) | 筥崎宮 | 1月3日 | 締め込み姿の男たちが玉を競り合う勇壮な正月神事 |
| 1月 | 鬼すべ・うそ替え神事 | 太宰府天満宮 | 1月7日 | 厄除けと招福を願う伝統神事 |
| 1月 | 十日恵比須神社正月大祭 | 十日恵比須神社 | 1月8日~11日 | 商売繁盛を願う新春の風物詩、福引と博多芸妓の徒歩詣り |
| 2月 | 節分祭 | 櫛田神社・住吉神社 | 2月3日 | 豆まきで厄を払い、福を招く伝統行事 |
| 2月 | 宮地嶽神社 光の道 | 宮地嶽神社 | 2月下旬・10月下旬 | 参道と海が一直線に並ぶ神秘的な光景 |
| 3月~4月 | 福岡城さくらまつり | 舞鶴公園 | 3月下旬~4月上旬 | 約1,000本の桜と福岡城跡の共演、夜桜ライトアップあり |
| 4月 | 志賀海神社 山ほめ祭 | 志賀海神社 | 4月15日 | 海の守り神に豊漁と航海安全を祈る春の祭り |
| 4月 | 警固神社 春季大祭 | 警固神社 | 4月中旬 | 天神の守り神の春祭り |
| 5月 | 博多どんたく港まつり | 福岡市内各所 | 5月3日・4日 | 約840年の歴史を持つ博多三大祭りの一つ、200万人が訪れる |
| 5月 | 愛宕神社 春季大祭 | 愛宕神社 | 5月下旬 | 福岡市西区の愛宕山で開催される春祭り |
| 6月 | 夏越大祓 | 櫛田神社 | 6月30日 | 茅の輪くぐりで半年間の罪穢れを祓う神事 |
| 7月 | 博多祇園山笠 | 櫛田神社ほか博多一帯 | 7月1日~15日 | 約780年の歴史、ユネスコ無形文化遺産の勇壮な祭り |
| 7月 | 警固神社 夏越祭 | 警固神社 | 7月下旬 | 夏の厄除けと無病息災を祈る祭り |
| 8月 | 住吉神社 名越大祭 | 住吉神社 | 8月上旬 | 夏の無病息災を願う大祭 |
| 8月 | 志賀海神社 夏季例大祭 | 志賀海神社 | 8月中旬 | 海の神様に感謝を捧げる夏祭り |
| 9月 | 筥崎宮放生会 | 筥崎宮 | 9月12日~18日 | 博多三大祭りの一つ、約500軒の露店と千年の歴史 |
| 9月 | 秋季皇霊祭遙拝式 | 筥崎宮 | 秋分の日 | 皇霊殿を遙拝する厳粛な神事 |
| 10月 | 住吉神社 秋季大祭 | 住吉神社 | 10月中旬 | 五穀豊穣と家内安全を祈る秋の大祭 |
| 11月 | 紅葉八幡宮 もみじ祭り | 紅葉八幡宮 | 11月下旬 | 紅葉の名所で開催される秋祭り |
| 12月 | 櫛田神社 おくんち | 櫛田神社 | 12月上旬 | 秋の収穫に感謝する祭り |
| 12月 | 年越大祓 | 各神社 | 12月31日 | 一年の罪穢れを祓い、新年を迎える神事 |
上記の一覧は、福岡市内の主要な神社で開催される代表的なお祭りです。各お祭りの詳細な開催時間や内容については、以降のセクションで季節ごとに詳しくご紹介していきます。また、開催日程は変更される場合がありますので、お出かけ前には各神社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
福岡市のお祭りの特徴|神社文化と博多の伝統
福岡市のお祭りは、神社を中心とした伝統行事が数多く開催されることが大きな特徴です。福岡県には約3,400社の神社があり、全国でも第3位の神社数を誇ります。福岡市内にも櫛田神社、筥崎宮、住吉神社、太宰府天満宮など由緒ある神社が点在し、それぞれの神社で年間を通じて祭事が執り行われています。
博多は古くから「祭り好き」として知られる土地柄です。神事としての厳粛さと、市民参加型の賑やかさが共存しており、地域のコミュニティが祭りの運営や準備に深く関わっています。世代を超えて受け継がれる伝統と地域の絆が、福岡市のお祭りの根底にあります。
博多三大祭りとは?福岡を代表する伝統行事
福岡市のお祭りの中で最も有名なのが「博多三大祭り」です。春の博多どんたく港まつり、夏の博多祇園山笠、秋の筥崎宮放生会の3つを指し、いずれも数百年から千年以上の歴史を持つ伝統行事です。
博多どんたく港まつりは約840年前の1179年に始まった「博多松囃子」を起源とし、現在では毎年5月3日・4日に国内外から200万人以上が訪れる日本最大級の市民参加型の祭りです。


「どんたく」という名称はオランダ語のZontag(休日)に由来します。知ってましたか?笑
博多祇園山笠は1241年の創始とされる約780年の歴史を誇り、櫛田神社の例大祭として毎年7月1日から15日まで開催されます。国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、高さ約10mの飾り山笠と重さ約1トンの舁き山笠が博多の街を疾走する姿は圧巻です。
筥崎宮放生会は千年以上続く秋の祭りで、毎年9月12日から18日まで開催されます。「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」という仏教の教えに由来する神事で、参道に約500軒の露店が並び、約100万人が訪れる福岡随一の賑わいです。
福岡市の神社とお祭りの関係
福岡市のお祭りは、神社が地域の信仰と文化の中心として機能していることを示しています。櫛田神社は博多の総鎮守(そうちんじゅ)として博多祇園山笠の舞台となり、筥崎宮は日本三大八幡宮の一つとして放生会を執り行います。
また、住吉神社は筑前國一之宮として春季・秋季の大祭を開催し、十日恵比須神社は商売繁盛の神様として新春に正月大祭を行っています。
国や特定の土地全体を安寧に守護する神社、またはその神を指し、「総社(そうしゃ)」とも呼ばれ、地域全体の守り神として崇拝され、特に重要な神社に与えられる称号。
これらの神社では、大規模なお祭りだけでなく、月次祭や季節の神事も定期的に執り行われています。夏越大祓(6月30日)、秋季皇霊祭遙拝式(秋分の日)、年越大祓(12月31日)など、暦に沿った伝統的な神事が今も大切に守られています。
福岡市のお祭りは神事としての意味と地域の絆を深める役割を兼ね備えています。五穀豊穣、無病息災、商売繁盛、家内安全など、人々の願いが込められた祭事を通じて、地域コミュニティが一つになり、伝統文化が次世代へと受け継がれていきます。
福岡市のお祭りマップ|主要神社の位置関係
福岡市内の主要な神社は、公共交通機関でアクセスしやすい位置に点在しています。博多区には櫛田神社(博多祇園山笠)、十日恵比須神社(正月大祭)、住吉神社(春季・秋季大祭)があり、地下鉄やバスで移動できます。
東区には筥崎宮(放生会・玉せせり)と志賀海神社(山ほめ祭)があります。中央区には警固神社(春季・夏越祭)、西区には愛宕神社(春季大祭)、早良区には紅葉八幡宮(もみじ祭り)。
福岡市地下鉄の空港線、箱崎線、七隈線を利用すれば、主要な神社へスムーズにアクセスできます。また、西鉄バスも市内を網羅しているため、お祭り巡りにも便利です。複数の神社を訪れる場合は、地下鉄やバスの一日乗車券を活用すると経済的です。
主要神社の最寄り駅
- 櫛田神社:地下鉄「櫛田神社前駅」「祇園駅」「中洲川端駅」
- 筥崎宮:地下鉄「箱崎宮前駅」、JR「箱崎駅」
- 住吉神社:JR「博多駅」から徒歩10分
- 十日恵比須神社:地下鉄「千代県庁口駅」
- 警固神社:地下鉄「天神駅」から徒歩5分
参考:福岡県神社庁
【1月~2月】新春・冬のお祭り
福岡市の新春は、商売繁盛を願う賑やかな祭りや、勇壮な神事で幕を開けます。1月3日の玉せせりでは締め込み姿の男たちが福玉を奪い合い、1月8日から11日の十日恵比須神社では「大当たり!」の声が響き渡ります。節分には各神社で豆まきが行われ、新しい年の無病息災を祈ります。
十日恵比須神社正月大祭|商売繁盛を願う博多の正月

博多の新年を代表する祭りが、十日恵比須神社の正月大祭です。福岡市博多区東公園内にある神社で、毎年1月8日から11日までの4日間、商売繁盛や家内安全を願う約100万人が訪れます。
開催時期と見どころ
8日の「初えびす」、9日の「宵えびす」、10日の「本えびす」、11日の「残りえびす」と4日間続きます。最大の魅力は空くじなしの福引で、初穂料3,000円で福笹と縁起物が必ず当たります。境内には「大当たり~!」という威勢のいい声が響き、新春らしい華やかな雰囲気に包まれます。
参道沿いには約300軒の露店が並び、お祭り気分を盛り上げます。「えびす銭」(初穂料300円)も人気で、商売繁盛のご利益があるとされています。
福引と博多芸妓の徒歩詣り
9日15時頃には、博多芸妓の「徒歩詣り」が見どころです。紋付正装の芸妓たちが三味線や笛太鼓とともに参拝する姿は優雅で、カメラを片手に多くの人が集まります。博多の伝統文化を感じられる貴重な機会です。
福引は終日行われており、大きな縁起物が当たると周囲から拍手と歓声が起こります。混雑緩和のため、神社の公式XやInstagramで参拝状況がリアルタイムで確認できます。早朝は比較的空いているため、ゆっくり参拝したい方におすすめです。
玉せせり(玉取祭)|筥崎宮の勇壮な玉取り神事
筥崎宮で毎年1月3日に開催される「玉せせり」は、白ふんどし姿の男たちが木製の福玉を奪い合う勇壮な正月神事です。寒さの中で繰り広げられる迫力ある光景は、新年の活気を象徴する福岡の風物詩です。
開催日と由来
玉せせりは「玉競り」とも書き、文字通り玉を競り合うことで一年の吉凶を占う伝統行事です。福玉を勝ち取った側が陸側なら豊作、浜側なら大漁に恵まれるとされています。筥崎宮は日本三大八幡宮の一つで、勝運の神様としても知られています。
見どころと観覧ポイント
午後1時頃から始まり、締め込み姿の競り子たちが玉を巡って激しく押し合う様子は圧巻です。水をかけられて身を清めながら競り合う姿に、観客からは大きな声援が送られます。寒さを吹き飛ばす熱気と迫力を間近で体感できます。
境内は多くの見物客で賑わうため、早めの到着がおすすめです。神社周辺では露店も出店し、参拝後にお祭り気分を楽しめます。
鬼すべ・うそ替え神事|太宰府天満宮の厄除け神事

太宰府天満宮で毎年1月7日に行われる伝統神事です。「鬼すべ」は燃え盛る炎で厄を祓い、「うそ替え」は前年の悪いことを嘘にして、新しい年に幸運を招く神事です。
開催時期と意味
夜に境内で大きな火が焚かれ、鬼を追い払う勇壮な神事が執り行われます。炎の勢いで厄を焼き払い、無病息災を祈ります。うそ替え神事では、木彫りの「鷽(うそ)」を交換し合うことで、前年の凶を嘘にして吉に変えるという願いが込められています。
参加方法
神事は夜に行われるため、幻想的な雰囲気の中で参拝できます。木彫りの鷽は授与所で授与されており、毎年新しいものに替えるのが習わしです。太宰府天満宮は学問の神様としても有名で、受験シーズンには多くの参拝者が訪れます。
節分祭|櫛田神社・住吉神社の豆まき行事
2月3日の節分には、福岡市内の各神社で豆まきが行われます。櫛田神社と住吉神社では、盛大な節分祭が開催され、多くの参拝者で賑わいます。
各神社の特徴
櫛田神社は博多の総鎮守として、威勢のいい豆まきが行われます。「福は内、鬼は外」の掛け声とともに、福豆や縁起物が参拝者に向かって投げられます。住吉神社では筑前國一之宮として格式高い節分祭が執り行われ、福豆だけでなくお菓子なども配られます。
参加方法とアクセス
豆まきは日中に行われ、誰でも参加できます。家族連れで訪れる方も多く、子どもたちが福豆を拾う姿は微笑ましい光景です。節分祭の時間は神社の公式サイトで確認できます。
【3月~4月】春のお祭り
春の福岡市は、桜の名所でのお花見祭りや、海の神様に豊漁を祈る伝統行事で彩られます。約1,000本の桜が咲き誇る福岡城さくらまつりや、志賀島の志賀海神社で開催される山ほめ祭など、春らしい華やかなお祭りが楽しめます。
福岡城さくらまつり|舞鶴公園の桜と歴史
福岡市中央区の舞鶴公園で開催される「福岡城さくらまつり」は、春の福岡を代表するお花見イベントです。約1,000本のソメイヨシノやヤマザクラが園内を彩り、福岡城跡の石垣と桜のコントラストが美しい景観を生み出します。
開催時期と見どころ
毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催され、2025年は3月26日から4月6日までの予定です。期間中は18時から22時まで桜のライトアップが実施され、幻想的な夜桜を楽しめます。昼間とは違う表情を見せる夜桜は、カップルやカメラ愛好家に人気です。
さくらグルメエリアでは地元飲食店が出店し、お花見グルメを味わえます。お花見広場では家族連れがシートを広げてピクニックを楽しみ、キッズパークでは子どもたちが遊べる空間も用意されています。広大な公園内でゆったりと花見ができるため、混雑を避けて楽しめるスポットです。
アクセスと駐車場
志賀海神社 山ほめ祭|海の守り神の春祭り
福岡市東区の志賀島にある志賀海神社で、毎年4月15日に開催される「山ほめ祭」は、海の神様に豊漁と航海安全を祈る春の祭りです。志賀海神社は全国の綿津見神社・海神社の総本社とされ、「海神の総本社」として古くから信仰を集めています。
開催時期と歴史
山ほめ祭は、漁師たちが山に登って山の神を褒め称え、海の幸に感謝する独特な神事です。海と山の両方に感謝を捧げることで、豊漁と安全を祈願します。志賀島は古代から海上交通の要所として栄え、金印が発見された場所としても有名です。
見どころと参加方法
祭りでは神職による祝詞奏上や、地元の漁師たちによる伝統的な神事が執り行われます。志賀島の美しい海と自然に囲まれた神社は、参拝だけでも訪れる価値があります。春の海風を感じながら、古代からの歴史に思いを馳せることができます。
警固神社 春季大祭
福岡市中央区天神の中心部に位置する警固神社では、毎年4月中旬に春季大祭が開催されます。警固神社は天神の地名の由来となった神社で、商業地区の守り神として地元の人々に親しまれています。
開催時期と特徴
春季大祭では神事が厳かに執り行われ、境内では露店も出店します。天神という福岡一の繁華街に位置しながら、静寂な空間を保つ神社として、買い物やお出かけの合間に気軽に参拝できます。樹齢300年を超える大楠が境内を守り、都会のオアシスとして憩いの場となっています。
【5月】博多どんたく港まつりと初夏の祭り
5月のゴールデンウィークは、博多どんたく港まつりで福岡市全体が祭り一色に染まります。約840年の歴史を持つ伝統行事が、現代の市民参加型の祭りとして進化し、毎年200万人以上が訪れる日本最大級のイベントです。
博多どんたく港まつり|市民総参加の大祭
博多どんたく港まつりは、博多三大祭りの一つで、毎年5月3日・4日に開催されます。明治通りでのパレードや市内約40か所の演舞台で、様々な団体が踊りや演奏を披露する華やかな祭りです。
開催日程と歴史
博多どんたくの起源は、1179年に始まった「博多松囃子(はかたまつばやし)」という伝統行事です。平安時代から続く祝賀行事が、江戸時代に町人文化として発展し、現在の形になりました。「どんたく」の名はオランダ語のZontag(休日)に由来し、明治時代からそう呼ばれるようになったそうです。
5月2日17時からは前夜祭が開催され、祭りの幕開けを飾ります。3日は13時から19時、4日は14時から19時までパレードが実施され、約200団体が明治通り約1.3kmを練り歩きます。
パレードコースと演舞台
パレードのハイライトは、西鉄電車を装飾した「にしてつ花自動車」です。色鮮やかに飾られた電車が明治通りを走る姿は圧巻で、子どもたちにも大人気です。誰でも参加できる「総踊り」では、しゃもじを持って「ぼんちかわいや」のリズムに合わせて踊ります。
市内各所に設置される演舞台では、伝統芸能から現代パフォーマンスまで多彩な出し物が楽しめます。天神、博多駅、キャナルシティなど主要スポットに演舞台があり、自由に見学できます。
博多松囃子との関係
どんたくの中核となる「博多松囃子」は、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。三福神(福神・恵比須・大黒天)、稚児、傘鉾などの伝統的な行列が櫛田神社から出発し、市内を練り歩きます。約840年の歴史を持つ神事と、市民参加の祭りが融合した独特のスタイルが魅力です。
愛宕神社 春季大祭
福岡市西区の愛宕山頂に位置する愛宕神社(あたごじんじゃ)では、毎年5月下旬に春季大祭が開催されます。愛宕神社は福岡市内を一望できる景勝地として知られ、「天空の神社」として親しまれています。
開催時期と見どころ
春季大祭では神事が執り行われ、境内では露店も出店します。愛宕山の山頂からは福岡市街地や博多湾を見渡せ、晴れた日には絶景を楽しめます。特に夕暮れ時の景色は美しく、福岡のパワースポットとしても人気があります。
愛宕神社は禁酒・禁煙・縁結びのご利益で知られ、多くの参拝者が訪れます。境内には「鷲尾愛宕神社」の名で親しまれ、福岡PayPayドームやヒルトン福岡シーホークを眼下に望む絶景スポットです。
【6月~7月】夏の祭りと神事
夏の福岡市は、博多祇園山笠を中心に熱気あふれる祭りが開催されます。6月末には夏越大祓で半年間の穢れを祓い、7月には約780年の歴史を持つ博多祇園山笠が博多の街を熱狂の渦に巻き込みます。
夏越大祓|櫛田神社の茅の輪くぐり

毎年6月30日、櫛田神社をはじめ福岡市内の各神社で「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」が執り行われます。半年間の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈る日本の伝統的な神事です。
開催日と意味
夏越大祓は、一年の折り返し地点である6月30日に行われます。人形(ひとがた)と呼ばれる紙に自分の名前や年齢を書き、身体を撫でることで穢れを移し、神社に納めます。神職が祝詞を奏上し、参拝者全員の穢れを祓い清めます。
参加方法と茅の輪の由来
夏越大祓の象徴が茅の輪くぐりです。境内に設置された茅(かや)で作られた大きな輪を、「八の字」を描くように3回くぐることで、厄を落とし清々しい気持ちで夏を迎えられるとされています。
茅の輪くぐりは誰でも参加でき、くぐり方は神社に掲示されています。夕方から夜にかけて執り行われることが多く、静かな雰囲気の中で厳かな神事を体験できます。
博多祇園山笠|ユネスコ無形文化遺産の勇壮な祭り

博多の夏を代表する「博多祇園山笠」は、櫛田神社の例大祭として毎年7月1日から15日まで開催されます。国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録される福岡最大の祭りです。
開催スケジュール(7月1日~15日)
山笠は「静の期間」と「動の期間」に分かれます。7月1日から9日までは市内14か所に高さ約10mの飾り山笠が展示され、博多の街が山笠一色に染まります。7月10日からは重さ約1トンの舁き山笠が街を疾走する「動の期間」が始まります。
- 7月1日:飾り山笠公開スタート
- 7月10日:流舁き(各流が区域内を舁く)
- 7月11日:朝山・他流舁き
- 7月12日:追い山笠馴らし(15時59分スタート)
- 7月13日:集団山見せ(15時30分、明治通りを7基が疾走)
- 7月14日:流舁き
- 7月15日:追い山笠(早朝4時59分スタート)
飾り山笠と舁き山笠の違い
飾り山笠は、人形師が制作する美術品のような山笠で、博多人形の技術を用いた精巧な人形や装飾が施されています。表には勇壮な武者や歴史上の人物、見送り(裏側)には童話やアニメキャラクターが飾られ、子どもから大人まで楽しめます。
舁き山笠は実際に担いで走るための山笠で、コンパクトながら迫力があります。「オッショイ、オッショイ」の掛け声とともに、男たちが全力で博多の街を駆け抜ける姿は圧巻です。
追い山笠の観覧ポイント
祭りのクライマックスは7月15日早朝4時59分の「追い山笠」です。櫛田神社を出発した7基の舁き山笠が、約5kmのコースを全力疾走します。夜明け前の静寂を破る太鼓の音と男たちの雄叫びは、見る者の心を揺さぶります。
おすすめ観覧ポイントは櫛田神社の清道(境内の砂地)です。ここでは「櫛田入り」と呼ばれる見せ場があり、山笠が勢い水を浴びながら境内を駆け抜けます。初心者には7月13日15時30分の「集団山見せ」がおすすめで、明治通りで7基が揃って見られます。
流(ながれ)の仕組み
博多祇園山笠は「流」という地域組織で運営されています。現在7つの流(千代流・恵比須流・土居流・大黒流・東流・中洲流・西流)があり、それぞれが舁き山笠を持ちます。各流には数百年の歴史があり、地域の絆と伝統が受け継がれています。
警固神社 夏越祭
天神の警固神社でも、7月下旬に夏越祭が開催されます。櫛田神社の夏越大祓と同様に茅の輪くぐりが行われ、夏の厄除けと無病息災を祈ります。
開催時期と特徴
警固神社の夏越祭は、天神という都心部で気軽に参加できる神事です。仕事帰りやショッピングの合間に立ち寄れる利便性から、多くの参拝者が訪れます。境内は比較的コンパクトですが、静かで厳かな雰囲気が保たれています。
【8月】夏祭りと地域の盆行事
8月の福岡市は、お盆の時期に各神社で夏祭りや例大祭が執り行われます。住吉神社の名越大祭や志賀海神社の夏季例大祭など、夏の無病息災と海の安全を祈る伝統行事が開催されます。
住吉神社 名越大祭
筑前國一之宮である住吉神社では、毎年8月上旬に名越大祭が開催されます。夏の無病息災を願う大切な神事で、茅の輪くぐりや神楽の奉納が行われます。
開催時期と見どころ
名越大祭は夏の厄除けと健康を祈る祭りです。境内には茅の輪が設置され、参拝者が茅の輪をくぐって厄を祓います。祭典では神職による祝詞奏上や、福岡県指定無形文化財「岩戸神楽(いわとかぐら)」が奉納されることもあり、伝統芸能を間近で鑑賞できます。
住吉神社は航海安全・海上守護の神様として古くから信仰を集め、博多湾に近い立地から海の安全を祈る参拝者も多く訪れます。JR博多駅から徒歩圏内のアクセスの良さも魅力です。
志賀海神社 夏季例大祭
福岡市東区の志賀島にある志賀海神社では、毎年8月中旬に夏季例大祭が開催されます。海の神様に感謝を捧げ、漁業の繁栄と航海安全を祈る夏の祭りです。
開催時期と特徴
志賀海神社は全国の綿津見神社・海神社の総本社として、古代から海上交通の守り神として崇敬されてきました。夏季例大祭では、神事が厳かに執り行われ、地元の漁師や海に関わる人々が多く参拝します。
志賀島は金印が発見された歴史の島としても有名で、美しい海と自然に囲まれた神社は、参拝と観光を兼ねて訪れる価値があります。夏の海風を感じながら、古代からの海神信仰に触れることができます。
【9月】秋のお祭り
9月の福岡市は、博多三大祭りの一つ「筥崎宮放生会(はこざきぐうほうじょうや)」で最高潮を迎えます。約500軒の露店が並ぶ参道は昭和レトロな雰囲気に包まれ、秋分の日には筥崎宮で厳粛な皇霊祭遙拝式が執り行われます。
筥崎宮放生会|博多三大祭りの秋の風物詩

筥崎宮放生会は、毎年9月12日から18日までの7日間開催される福岡随一の秋祭りです。「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」という理念のもと、千年以上の歴史を持つ筥崎宮の最も重要な神事です。
開催時期と歴史(千年以上の伝統)
筥崎宮は日本三大八幡宮の一つで、延喜年間(10世紀)の創建と伝えられています。放生会もその頃から祭礼の一つとして行われていたと考えられ、千年以上の歴史を誇ります。全国各地で行われる放生会の中でも、博多の放生会は規模と歴史において特に有名です。
「放生会」の正しい読み方は「ほうじょうえ」ですが、福岡では「ほうじょうや」と呼ばれ、地元の人々に親しまれています。期間中は約100万人が訪れ、秋の訪れを告げる風物詩となっています。
露店の魅力と名物グルメ
放生会最大の魅力は、参道一帯に約1kmにわたって立ち並ぶ約500軒の露店です。射的、スマートボール、見世物小屋、お化け屋敷など、昭和レトロな屋台が軒を連ね、懐かしい祭りの雰囲気を楽しめます。
放生会の三大名物は「新ショウガ」「社日餅」「筥崎宮おはじき」です。新ショウガは健康祈願、社日餅は五穀豊穣の縁起物、おはじきは色鮮やかなガラス製で厄除けのお守りとして人気があります。その他にも、たこ焼き、焼きそば、りんご飴などの定番グルメから、ひよこ釣りなど珍しい出店まで、見て回るだけでも楽しめます。
御神幸(お神輿行列)の見どころ
西暦の奇数年(2025年、2027年など)には、福岡市無形民俗文化財に指定されている「御神幸」が開催されます。筥崎宮の神様が神輿に移され、氏子地域を巡って福を分け与える厳粛な神事です。
9月12日18時に筥崎宮から頓宮まで練り歩く「御下り」、14日19時に筥崎宮まで戻る「御上り」が行われます。3基のお神輿を中心に約500人の氏子が奉仕し、雅楽の調べに合わせて古式ゆかしい衣装の神職、巫女、甲冑姿の武者、稚児などの行列が進む様子は、まるで華やかな歴史絵巻のようです。
お神輿が本宮に戻る際の「走り込み」は迫力満点で、氏子たちが提灯や賽銭箱を持ったまま全力で駆け抜ける姿は必見です。
アクセスと混雑状況
週末の夕方から夜にかけては特に混雑するため、平日の昼間や早朝の参拝がおすすめです。また、最寄りのJR箱崎駅は放生会期間中、一部の快速・区間快速が臨時停車します。
秋季皇霊祭遙拝式|筥崎宮の厳粛な神事
筥崎宮では毎年秋分の日に、秋季皇霊祭遙拝式が執り行われます。皇居内の皇霊殿で行われる皇霊祭を遙拝する厳粛な神事です。
開催日と意味
秋分の日は、先祖を敬い亡くなった人を偲ぶ日として国民の祝日に定められています。筥崎宮では、皇室の祖先を祀る皇霊殿に向かって拝礼し、国家の安寧と五穀豊穣を祈ります。神職による祝詞奏上や玉串奉奠が行われ、静かで厳かな雰囲気の中で神事が進行します。
一般の参拝者も境内から参列でき、日本の伝統的な神事を体験できる貴重な機会です。
【10月~11月】秋祭りと収穫感謝
秋深まる10月から11月は、各神社で五穀豊穣と収穫に感謝する祭りが執り行われます。住吉神社の秋季大祭、紅葉八幡宮のもみじ祭り、宮地嶽神社の光の道など、秋の風情を感じられるお祭りが開催されます。
住吉神社 秋季大祭
筑前國一之宮である住吉神社では、毎年10月中旬に秋季大祭が開催されます。五穀豊穣と家内安全を祈る秋の大切な神事です。
開催時期と見どころ
秋季大祭では、本殿で厳かな神事が執り行われ、神職による祝詞奏上や舞楽の奉納が行われます。住吉神社は航海安全・海上守護の神様として信仰されるとともに、相撲の神様としても知られています。境内には土俵があり、秋季大祭では奉納相撲が行われることもあります。
JR博多駅から徒歩圏内という好立地で、都会の中にありながら静寂な雰囲気を保つ神社です。秋の穏やかな日差しの中、ゆっくりと参拝できます。
紅葉八幡宮 もみじ祭り
福岡市早良区の紅葉八幡宮では、毎年11月下旬に「もみじ祭り」が開催されます。神社の名前の通り、紅葉の名所として知られる秋のお祭りです。
開催時期と紅葉の見頃
もみじ祭りは例年11月下旬の週末に開催されます。境内の紅葉が色づく時期に合わせて行われ、美しい紅葉を愛でながら秋の神事を体験できます。祭りでは神楽の奉納や露店の出店もあり、地域の人々で賑わいます。
紅葉八幡宮は、「紅葉(もみじ)」の地名発祥の地とされ、平安時代から紅葉の美しさで知られています。境内は比較的コンパクトですが、落ち着いた雰囲気の中で秋の風情を楽しめます。
アクセス
宮地嶽神社 光の道(秋)
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福岡市の隣、福津市にある宮地嶽神社では、年に2回(2月と10月)、参道と海が一直線に並ぶ「光の道」が見られます。秋は10月下旬が見頃です。
開催時期と見どころ
光の道は、宮地嶽神社の参道の先に沈む夕日が、海の水平線と一直線に並ぶ神秘的な現象です。年に2回しか見られない貴重な光景として、多くの参拝者やカメラマンが訪れます。夕暮れ時、参道の石段の上から見る光の道は、まるで神様が降りてくる道のように見えると言われています。
宮地嶽神社は「何事にも打ち勝つ」開運の神様として信仰され、日本一の大注連縄(長さ11m、重さ3トン)でも有名です。光の道の時期には特別な賑わいを見せます。
【12月】冬の神事と年末行事
12月の福岡市は、一年の締めくくりとなる神事が各神社で執り行われます。櫛田神社のおくんちや、大晦日の年越大祓で一年の穢れを祓い、清々しい気持ちで新年を迎える準備をします。
櫛田神社 おくんち
博多の総鎮守である櫛田神社では、毎年10月に秋季大祭「おくんち」が開催されます。五穀豊穣と秋の収穫に感謝する伝統的な祭りです。
開催時期と特徴
おくんちは、博多の秋を彩る重要な神事です。本殿では厳かな祭典が執り行われ、神楽や舞楽が奉納されます。境内には露店が出店し、地域の人々で賑わいます。
櫛田神社は博多祇園山笠で有名ですが、おくんちも博多の人々に大切にされている伝統行事です。年間を通じて様々な神事が行われる櫛田神社は、博多の文化と信仰の中心として機能しています。
年越大祓|各神社の大祓式
毎年12月31日、福岡市内の各神社で「年越大祓」が執り行われます。一年間の罪や穢れを祓い清め、新しい年を迎えるための大切な神事です。
開催日と意味
年越大祓は、6月30日の夏越大祓と対になる神事で、一年の締めくくりに行われます。人形(ひとがた)に一年間の穢れを移し、神職が祝詞を奏上して参拝者全員の穢れを祓います。
大晦日の夕方から夜にかけて執り行われることが多く、年越大祓の後に初詣をする参拝者も多くいます。一年の感謝と新年への希望を込めて、静かに手を合わせる時間は心が清められます。
主要神社での年越大祓
櫛田神社、住吉神社、筥崎宮、警固神社など、福岡市内の主要な神社で年越大祓が執り行われます。各神社によって時間が異なるため、参拝を予定される方は事前に神社の公式サイトで確認することをおすすめします。
年越大祓に参列した後、そのまま除夜の鐘を聞きながら年を越し、初詣をするという過ごし方も人気です。一年の締めくくりと新年の始まりを神社で迎えることで、清々しい気持ちで新しい年をスタートできます。
年越大祓を実施する主要神社
- 櫛田神社:地下鉄「櫛田神社前駅」から徒歩2分
- 住吉神社:JR「博多駅」から徒歩10分
- 筥崎宮:地下鉄「箱崎宮前駅」から徒歩3分
- 警固神社:地下鉄「天神駅」から徒歩5分
福岡市の神社お祭りを楽しむための実用情報
福岡市の神社お祭りをより楽しむために、基本的なマナーやアクセス方法、参加時のポイントをご紹介します。事前に知っておくことで、スムーズに参拝でき、お祭りを心から楽しめます。
神社参拝の基本マナー

神社参拝には基本的な作法があります。鳥居をくぐる際は一礼し、参道は中央を避けて歩きます。手水舎で手と口を清め、拝殿では二礼二拍手一礼が基本です。
- 鳥居の前で一礼してからくぐる
- 参道の中央は神様の通り道なので端を歩く
- 手水舎で左手→右手→口→柄杓の順に清める
- 拝殿で二礼二拍手一礼(2回お辞儀、2回拍手、1回お辞儀)
- 写真撮影は境内の指示に従い、神事中は控える
お祭り期間中は混雑するため、譲り合いの精神を大切にしましょう。神事が執り行われている際は静かに見守り、撮影禁止の場所では撮影を控えてください。
※インバウンドで外国人観光客も増加しているので、トラブルには気を付けましょう。
お祭りの歴史を知ってより深く楽しむ
福岡市のお祭りは、それぞれに深い歴史と意味があります。博多祇園山笠の「オッショイ」という掛け声、筥崎宮放生会の「万物の生命をいつくしむ」理念、十日恵比須の「えびす銭」の由来など、背景を知ることでお祭りの楽しみ方が深まります。
各神社の公式サイトや、博多町家ふるさと館などの施設で事前に学ぶこともおすすめです。地元の方との会話も弾み、より充実した体験につながります。
公共交通機関でのアクセス方法
福岡市内の主要な神社は、地下鉄や西鉄バスで便利にアクセスできます。お祭り期間中は交通規制が実施されることが多いため、公共交通機関の利用を強く推奨します。
お得な乗車券
- 福岡市地下鉄一日乗車券:大人640円、小児320円
- 西鉄バス・地下鉄共通一日乗車券(よかネットカード):1,000円
- 福岡都心フリーきっぷ(西鉄・地下鉄・バス):1,500円
博多祇園山笠や放生会などの大規模イベントでは、臨時電車やバスが運行されることもあります。事前に公式サイトで運行情報を確認しましょう。
家族連れで参加する際のポイント
小さなお子さん連れでお祭りに参加する際は、いくつかの準備と工夫が必要です。
- 迷子対策:連絡先メモを持たせる、目立つ色の服を着せる
- トイレの場所を事前に確認(仮設トイレは混雑するため早めに利用)
- ベビーカーは混雑時に不便なため、抱っこ紐も用意
- 夏祭りは熱中症対策(帽子、水分、冷却グッズ)
- 夜間のお祭りは懐中電灯や小さなライトがあると安心
大規模なお祭りでは人混みが予想されるため、お子さんから目を離さないよう注意が必要です。家族で事前に集合場所を決めておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
福岡市のお祭りに関して、よくある質問とその回答をまとめました。参加前の疑問を解消し、安心してお祭りを楽しんでください。
- 福岡市で最も有名なお祭りは何ですか?
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福岡市で最も有名なお祭りは「博多祇園山笠」です。毎年7月1日から15日まで開催され、国指定重要無形民俗文化財およびユネスコ無形文化遺産に登録されています。約780年の歴史を持ち、重さ約1トンの舁き山笠が博多の街を疾走する姿は圧巻です。
- 博多三大祭りとは何ですか?
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博多三大祭りとは、春の博多どんたく港まつり(5月3日・4日)、夏の博多祇園山笠(7月1日~15日)、秋の筥崎宮放生会(9月12日~18日)の3つを指します。いずれも数百年から千年以上の歴史を持ち、福岡を代表する伝統行事です。
- 神社のお祭りに参加する際の服装は?
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神社のお祭りに特別な服装規定はありません。普段着で問題ありませんが、以下の点に注意してください。夏祭りは暑さ対策として帽子や日傘を用意し、歩きやすい靴を選びましょう。冬のお祭りは防寒対策が必要です。神事に参列する場合は、カジュアルすぎない服装が望ましいです。
- 小さな子どもと一緒でも楽しめますか?
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はい、福岡市のお祭りは家族連れでも楽しめます。福岡城さくらまつりや筥崎宮放生会は広い会場で露店も多く、子ども向けです。博多祇園山笠は迫力があり子どもも楽しめますが、人混みが多いため注意が必要です。迷子対策として連絡先メモを持たせ、目立つ色の服を着せることをおすすめします。
- お祭りの最新情報はどこで確認できますか?
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各お祭りの最新情報は、神社の公式サイトまたは福岡市公式観光情報サイト「よかなび」で確認できます。主要な神社は以下の通りです。櫛田神社(博多祇園山笠)、筥崎宮(放生会・玉せせり)、十日恵比須神社(正月大祭)、住吉神社(春季・秋季大祭)。開催日程の変更や中止情報も公式サイトで発表されます。
- 御朱印はお祭り期間中にもらえますか?
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はい、お祭り期間中も御朱印をいただけます。ただし、大規模なお祭りでは混雑するため、書き置きの御朱印のみになる場合があります。博多祇園山笠期間中の櫛田神社や、放生会期間中の筥崎宮では特別な御朱印が授与されることもあります。御朱印をいただく際は、参拝を済ませてから授与所に並びましょう。初穂料は300円から500円が一般的です。
まとめ:福岡市の神社お祭りで四季と伝統を感じよう
福岡市には、年間を通じて神社を中心とした伝統的なお祭りが数多く開催されています。新春の玉せせりや十日恵比須神社正月大祭に始まり、春の福岡城さくらまつり、初夏の博多どんたく港まつり、真夏の博多祇園山笠、秋の筥崎宮放生会、そして冬の年越大祓まで、四季折々の魅力があります。
特に博多三大祭りと呼ばれる博多どんたく港まつり、博多祇園山笠、筥崎宮放生会は、数百年から千年以上の歴史を持つ福岡を代表する伝統行事です。勇壮な山笠の疾走、昭和レトロな露店の賑わい、商売繁盛を願う福引など、それぞれに独自の魅力があります。
福岡市のお祭りは、神事としての厳粛さと市民参加型の賑やかさが共存しているのが特徴です。地域のコミュニティが祭りの運営に深く関わり、世代を超えて受け継がれる伝統と絆を肌で感じることができます。福岡市地下鉄や西鉄バスでアクセスしやすく、初めて訪れる方も気軽に参加できる環境が整っています。
お祭りに参加する際は、神社参拝の基本マナーを守り、地域の文化と伝統を尊重する姿勢が大切です。事前に祭りの歴史や由来を知っておくと、より深く楽しめます。家族連れの方は、迷子対策や熱中症対策などの準備も忘れずに。
福岡市の神社お祭りを通じて、日本の伝統文化、地域の絆、そして四季の移り変わりを体感してください。きっと心に残る特別な思い出になるはずです。あなたもぜひ、福岡市のお祭りに足を運んでみませんか。博多の人々の熱い想いと、千年を超える歴史があなたを待っています。

